■1月ベストバウト
1/5/20 #njpw ドーム
RPWブリティッシュヘビー王座戦
(C)ザック・セイバーJr. vs SANADA
テンプレの貸付には回収が伴う。2018年、2019年のシングルを経て名物化した
両者の三部作完結編と言ってもいい内容。世界最高峰のテクニック対決の結末は
テッカーズの罠が待っていた。
■1月印象に残った試合
1/3/20 #ajpw 後楽園
三冠ヘビー級選手権試合
(C)宮原健斗 vs ジェイク・リー
初観のジェイク。想像できないリズムを刻む挑戦者にろくでなしブルースな王者。
下品な三冠戦に驚愕。読めないジェイクだが一瞬の捌きやミドルの威力は本物。結局宮原劇場なのだが僕には謎が残った。
■2月ベストバウト
2/9/20 #njpw 北海
オカダカズチカ vs タイチ
四天王プロレスが青春だった、かつ川田利明が大好きだった僕にタイチが「懐かしさ」
という武器で強さを証明してくる。ジャンピングハイの的確性とこの日はバックドロップ
ホールド!ジャンボ鶴田が降臨!受け止めるオカダもジャンボ!
■2月印象に残った試合
2/16/20 #noah_ghc 後楽園
中嶋勝彦 vs 鈴木秀樹
誰も文句言わない30分ドロー。10分グランド、10分場外、10分通常と色分けもはっきり分かれてる。特にグランドでのお互いの性格の悪さは笑うしかない。勝彦の意外な実力が発揮された事も嬉しい。隠したナイフはあるんだな。
■3月ベストバウト
3/29/20 #noah_ghc 後楽園
GHCジュニアヘビー王座戦
(c)小川良成 vs 原田大輔
無観客試合だから小川のいつものぼやきも丸聞こえ。試合は小川はまだしも原田に
ヨーロピアンの序盤の技術が備わっていることに感激。もっと出せばいいのに。
止まらないアティテュードプロレスはまたしても一瞬の閃きが勝敗を分ける。
■3月印象に残った試合
3/29/20 #noah_ghc 後楽園
GHCヘビー級王座戦
(c)潮崎豪 vs 藤田和之
無観客興行だからできる「令和の巌流島」10分超えても動かない両者に予定調和をぶっ壊す引き金の音を観客は聞き逃せない。結果30分越えの世紀のにらみ合いから試合は凡戦へ。
プロレスのディフェンスがレスリングである。潮崎よレスリングの中核を担ってくれ!
■4月ベストバウト
4/19/20 #noah_ghc 特設アリーナ
GHCジュニアヘビー王座戦
(c)小川良成 vs 鈴木鼓太郎
コロナ禍における興行自粛の中唯一、本域のプロレスを堪能できる喜び。
小川の無慈悲な連続攻撃に、もがく鼓太郎。無尽蔵のスタミナの50代に感服。
逆にスタミナ切れを起こした鼓太郎は起死回生の一手を放つ。
■4月印象に残った試合
4/6/20 #wwe パフォーマンスセンター
ジョン・シナ vs フィーンド
6年前の再戦でもあるこのマッチ。まるでツインピークスのブラッグロッジ的な空間で
行われる精神攻撃。シナの怒りを開放する事で、彼を取り込もうとするフィーンドが
あの手この手で追い詰める。ついに怒りを開放したシナに引導を渡す悪魔。
存在を消す行為そのものが必要なのだ。
■5月ベストバウト
5/23/20 #aew #doubleornothing
MJF vs ジャングルボーイ
この日の他の試合がすべて大味仕様なので細やかなプロレスが発注内容だったはず。
それを見事に表現したMJFと必死についてくる密林少年。特にラストの抑え込みの
攻防は熱くなる。レスリングを堪能した!
■5月印象に残った試合
5/23/20 #aew #doubleornothing
スタジアムマッチ
WWEがスクールカーストの頂点の役割分担パーティーならAEWはオタクどものピザパーティー。各々のアイデアの結集による手作りパーティーなのだか、尋常でないアイデアの量が
クオリティレベルを数段引き上げている。アメリカらしいスタジアムとチアリーディング
をスパイスにした大胆な試合構成。楽しいが詰まった試合。
■6月ベストバウト
6/7/20 #wwe #nxttakeover #inyourhouse
NXT女子王座戦3way
シャーロット vs リア・リプリー vs イオ・シライ
大型レスラーが二人いるので、落ち着いた攻めでところてん方式の入れ替わりバトル構成。
イオの飛び場面は3人が画角に入る絵作り。ワンポイント起用のシャーロットはイオに
圧をかけてリプリーとイオの格をぼかす作業に未来まで考慮した愛を感じる。最高の仕事を見せて貰っている。
■6月印象に残った試合
6/13/20 #wwe #backlash
グレーテストレスリングマッチエバー
ランディ・オートン vs エッヂ
マニアのラストマンスタンディングを引きずってのリマッチ。まるで悪霊に取りつかれた
エッジを助ける牧師が如くオートンはエッジが成仏できるようなファクターを与えていく。
序盤のアームドラッグや過去憧れた先人や同志の展開や技でレスリング下手なコンプレック
スを抱えたエッジにレスリングを体験させて成仏させていく。最後のパントキックが何故か
バカにしているモモペチであることが皮肉である。退場時の憂いを持った顔とニヤリと笑う確信犯サイコパス復活ののろし。
■収録の補足
鴨川会長の名言と長州
(元がどっちだったかは謎)
元ネタの元ネタはこれか?
■いっすもの
つまみ持ち寄ってわいわいやる感じで行こうよって言いたかったけど
息子が泣いちゃって(笑)
■宮原vsジェイクは1/2ではなく1/3
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