秋の学祭後半戦
法政小金井
明治生田
法政市ヶ谷
専修、東洋と磐石な強さを発揮した小沢むけんぢが最大の外敵となり、この市ヶ谷にやってくる。
法政市ヶ谷祭
自主法政祭と銘打たれたこの祭りは地元の私にとっては思い出深い会場である。
今は入り口付近に建物が数件立っているが、昔はそこは校庭で所狭しと屋台が並ぶ。
そして野外ステージが存在し、そこでは昼はライブが行われている。
15時30分のライブ終了とともに突貫工事でリングを設営。(30分)16時30分より工業がスタートする。
毎年の名物となっている学生プロレス。ライブ中から場所取りの争いが行われ、リングの設営が始まるや否や、一斉に観客が座っていく。まさに足の踏み馬もないくらい。この時は屋台も機能しない。全員がリングに視線を集中させる。その数1000人以上。
どこかのとぅーーーまっちレスラーが動員した数を自慢していたが、プって笑っちゃうのですよ。
比較にならない人数とその期待感。
これは最近の校庭だが左右に更に遮蔽物がなくそこに屋台が立ち並ぶ感じ、そこに人が弁当の米粒の様にひしめき合う訳です。
観客が熱量なのか熱量が観客なのか分からないくらい、とにかく大きな何かがそこにはあった。なんというか得体の知れない何か、パワーの塊みたいなものに撫でられてるような感覚で毎年の自主法政祭は行われるのである。
世界チャンピオンもここでは形無し
あくまで主役は法政大学プロレス研究会のレスラーで仕切られており、不可侵の聖域なのだ。懐かしいな。
第1試合が終わると、夕暮れが濃くなり、野外感が更にます。
程なく過ぎると更に暗くなり、舞台技術研究会さまより照明のサービスを頂くのだ。
夜の野外プロレス。
これは感動しますよ。
声援と悲鳴が飛び交う
伊藤vs黒木の乳繰り合いシングルで感動し、いよいよとOB連中が肩に力を入れ出す。
半魚人マサカズは勿論の事、珍しくイソップさんもいたっけ?歴代ジュニア王者見守る中、その闘いは始まった。
こんなシチュエーションは久しぶりだ。
先程言ったように法政祭はいつもと空間が違う、あくまで法政のレスラーの為の興行になっていてタイトルマッチというシチュエーションっての自体が珍しかったな。
勝ち負けが大事な闘い。
UWF世界ジュニアヘビー級選手権
小沢むけんぢvsお嫁タンバ
リマッチなのだ。
地元法政レスラーとしてはホームリングで是非ともベルトを
取り戻さなくてはならない。
そんなシチュエーションである。
この物語は世紀の一戦を盛り上げた立役者の物語
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