1998年春
ダッチワイ藤井JAPANは卒業
小沢むけんぢは3年生となった。
そう、大学3年生は勝負の年である。
持たざる者は何を思ったのであろう。
勿論毎試合のクオリティを高めた。
しかし、最大の転機は7月の小川町興行
ヤブサメvs小沢むけんぢ
だったと思う。
この試合も確か怪我から復帰したばかりというシチュエーションだったような。
また怪我したら・・・
引っ掛かりはあったと思う
それにより思うように動けてない
そんなむけんぢを察したかのようにいつもの不遜な物言いで彼はいうのだ。
「むけんぢ、お前はエルボーだけでいいんだ。」
当時5年生だった彼はもう勝敗とはお役御免の立場にあった。
マスクも被らず、テンガロンハットとウエスタンベストをコスチュームにしていた。
宮内洋を気取ったの?
テリー・ファックをなぞったの?
まさかハンセン?
正にプロレスを謳歌した老兵はひとりのレスラーを覚醒させた。
本当にエルボーのみで組み立てる試合。
そして決着はスマッシュエルボー一発でフォールというスカッシュマッチだった。
当時現場にいた私も会場がハネた!と思ったし、リズムが今までとは全然違うと思った。
今でこそアメリカンインディや新日本プロレスで頻繁に使われているスマッシュエルボーであるが、この時代、1998年で使っているレスラーがどれほどいたことか。
今のプロレスブームの火付け役は実は小沢むけんぢだったのだ!(笑)
俺と元太郎は秋の間はしきりに小沢むけんぢのスマッシュエルボーの練習をしていたのであった。
この物語はUWF史上最高のテクニシャンが誕生し、その男の物まねを喜んでする男の物語
2016年3月27日(日)12:00~
蕨レッスル武道館
「タイトル未定」
メインイベント 健康プロレス世界ヘビー級選手権 無制限1本勝負
【王者】鈴木徹也39才 vs ハレタコーガン【挑戦者】
セミファイナル 健康プロレス世界タッグ選手権 60分1本勝負
【王者】アグネス・チャン・リン・シャン&ダニー黒亀頭
Vs
【挑戦者】スーパーしみず&伊藤・クンニー
第4試合 30分1本勝負
半魚人マサカズ vs ボッキーコングJr
第3試合 30分1本勝負
マッキー&IN金玉スダレ vs コッペパン・ベイダー&吸いカップ健遅漏
第2試合 30分1本勝負
おたへるすキタヲ&弱ヘルス vs でかい一物&テレホン・クラノ
第1試合 「アウトサイダー根岸デビュー戦」30分1本勝負
ヘン・チーナ vs アウトサイダー根岸
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