男色ディーノvs伊藤麻希





セミのタッグ(坂崎ユカ&中島翔子 vs 里歩&瑞希)戦が一番面白かったですが、語れるのはこの試合かな。



▼第四試合 スペシャルシングルマッチ 15分一本勝負 

○男色ディーノ vs 伊藤麻希● 12分34秒 漢固め 

※スクリューパイル男色ドライバー


感想としては、文化系プロレスとして見ると100点の試合。

狙ったところがしっかり決まった好試合。

かな。


では作り手としては


1)今回は伊藤選手のホームリングであり、ビッグマッチのシングル

なんで伊藤選手の今後の名詞代わりになる試合に位置づけたい。

2)勝敗は決まっている中でどう魅せていくか

3)伊藤選手をプロレスラーとして評価させる


がポイントなのかな。

そして試合


a)伊藤選手の闘う表情をお見せする

→張り手合戦への誘導

b)伊藤選手の痛がっている顔をお見せする

→ボディスラムの多用と逆エビ固めというチャレンジマッチの常套を用い

観客へ伊藤選手への感情移入を促す

→(2)の回収

c)伊藤選手の勝利シーン?を演出

→試合前からリップロックへのサジェッションがあったのでこちらは必須

ここで勝機を狙う?

→(1)の回収

(3)をトータルで回収。


ディーノ選手が提示した試合効果の狙いに対しては伊藤選手は100こなしていたように思える。

だからヤフーニュースにもなったし、Twitterリターンも多かったんじゃないでしょうか。


私個人としては

プロレスラーを表現者と見なすかレスリングする人で見なすかで方向が変わりそう。

表現者としてなら今後3年リマッチがないなら95点、リマッチを計画しての削りなら100点

レスリングする人ならばリップロックだけでなくロールアップなどの抑え込みを挟んでの

ラストが好ましかった。結果プロレスでも勝負したよって展開なしかぁと。

それでも90点。


ラストのウルトラソウルの流れはそういえばそういうのだったねと気づかされたと同時に

惹きつけられました。

まだステージの壇上をスライドさせているの表現方法なので南面に意識が集中しがち。

?いやDDTの選手は皆そうか。

もう10%他の3方に気を散らすともっと早く感情移入させられるんじゃないかなと。


そんな試合でした。


私は中島選手が好きなんですが語れる試合を作るには自ら毒を喰らうしかないなかなぁ。

自らが毒を発すして相手に毒を飲ませるか、毒を飲んで悶絶するさまを見せるか。





グレート・フジ・ホールディングス

悪役軍団山田組二代目組長のグレート・フジ(旧ハレタコーガン)が運営する(仮想)総合商社。 ①アマチュアプロレスというジャンルをもっと広めたい。 ②キャッチルールというジャンルをもっと広めたい。 ③様々なジャンルの事柄を面白くする。 ってな活動を主に行っていきます。

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