人は成る様にしかならないし、為るべき者にしかなれない

私の持論

成る様になる、成る様にしかならない、という言葉をよく聞きますね。

世の中は思い通りにならない事も多い


「こんなはずじゃなかったとか」

「誰々のせいでとか」


そんな事思うより今の状況を受け入れて出来る事をすべき。


っていう意味と


良くも悪くも


「思考は現実になる」


から気をつけなさい

為るべき者に変わっていくんだ。

って意味。


環境のせいばかりにしていると言い訳ばかりの自分に出会うし

人のせいばかりしていると、人の悪口ばかり言っている自分に出会うよ。


図らずしもそういう自分は好きじゃないので


人は成る様にしかならないし 為るべき者にしかなれない


と言い聞かせ、

悪しき自分を追い払うんです。


まっなんでこんな事書いているかというと


「2011年の棚橋弘至と中邑真輔」




が発売されましたね。

ヘンチーナこと変珍さんのイベントからお世話になっている柳澤健先生から

話を聞きたいと。

なんだろうと思ったらこれの取材だったと。

確かにインタビュー受けたんですが、あくまでいちアメプロファンの

角度から見た棚橋弘至と中邑真輔のコメントが欲しかったんでしょうね。

偉そうにコメントしててなんか恥ずかしかったです。


この本の面白い所は人物像を何層もの客観的意見で包む事により

プロレス界独特の世界観を表現している事でしょうか。


レスラー

関係者

格闘技界

プロレスファン


と何層も重ねて当時を語ってもらう事によりノンフィクション

のリアリティを出すんでしょう。


だから素人がコメントしてもファン代表なんでお許しくだされと。


とはいっても


学生プロレスでは関東と関西で違いはありましたが棚橋選手の一学年上で

4年間を過ごし、棚橋選手がアメプロ好きのきっかけになったあのレッスルマニア

でのショーンマイケルズvsレザーラモンのはしごマッチで同じくアメプロに開眼し

ましたし(といっても僕はラモンの方に憧れましたが)、棚橋選手視点でいう見方は

まぁ自信ありました。


中邑選手は単純に好きなんですよね。手足が長くてプロレスラーっぽく見られない

ところとか、体格からかうまくパワーに還元できない感じとかすごくシンパシー感じてます。

僕はIWGP&NWF王座の高山戦も、中邑vs武藤戦も作品として好きでしたし。

この二試合はいずれも胴タックルの膝蹴りカウンター喰らうんですね。

ここ一番の中邑選手の持ちネタで僕は大好きです。


中邑vs桜庭はここ数年の中でも個人的ベストバウトはこれです。

体世間への訴えとあの桜庭をグッドに見せれたっていう技術は尊敬に値します。


まぁそんなこんなでこの本を読了ました。


そして最後の巻末の自分の名前を見て思ったのです。


ハミチツ二郎


おおお。

ハチミツ二郎さん、申し訳ないです。

私、プロレスファンで彼のコラムを週刊プロレスとかで見てまして。

なんか芸能人特権でタダで会場入ったとか自慢してたり

プロレスラーの方々と仲いいと自慢してたり

いちいちゲスい感じと上から目線で偉そうだなーってのとで

昔からいちプロレスファンとして彼の事嫌いでした。


そんな中に私が通う美味しいお店があるんです。

木造一軒家のボロ家なのだが、出される肉は全てA5クラス。

その中でも馬刺しが絶品で、定期的に行きたくなる名店なんです。


その店に会社の上司と飲んでいる時、ハチミツ二郎さんは同じ店で飲んでました。

うわっっと思いましたが


上司「あの人どこかで見たことあるぞ。芸能人だろ?」

私「ハチミツ二郎ですね」

上司「そうか!芸能人やないか!握手しにいくぞ」


えー

なんで嫌いな奴と・・・

しかし、私はサラリーマン。会社の歯車なのです。

上司がへりくだっているのに私こいつ嫌いだからとスカす訳にはいかないのです。

だから上司よりもへりくだり握手をするのです。


悔しい!


しかし悔しいは態度に表せない!


でもでも


どうしても俺はタダで引き下がるのは悔しいので

握手しながらこんな事を言いました。


「ハレタコーガンと申します。私はアマチュアプロレスをしています。

いつかご一緒する機会があると思いますのでその時はよろしくお願いいたします。」


なんじゃそりゃー。

ご一緒するわけないだろー

負け惜しみも甚だしいわー



と我ながら思っていたんです。


しかし


ご一緒しました。

この本で。



その後サンドウィッチマンの伊達ちゃんが尊敬していると知り

僕は彼らは尊敬しているのでハチミツ二郎さんへの嫌悪感は薄れました。


そしてこの本を読むと俺も大概偉そうじゃないですか。

だから他人への評価とか見え方なんて実際会って話したら全然違うってのもあるんだと思う。


ようにしている。

ハミチツ二郎さんと会う事があればしっかり謝罪したいと思います。


でも私はチケット代払ってプロレスは見ますけどね。


無意識だって思う事は現実になる


良くも悪くも


ならば思考は良い事で満たしたいですね。


2011年の棚橋弘至と中邑真輔を読んで思った事でした。



グレート・フジ・ホールディングス

悪役軍団山田組二代目組長のグレート・フジ(旧ハレタコーガン)が運営する(仮想)総合商社。 ①アマチュアプロレスというジャンルをもっと広めたい。 ②キャッチルールというジャンルをもっと広めたい。 ③様々なジャンルの事柄を面白くする。 ってな活動を主に行っていきます。

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