ノア カルッツ川崎大会を楽しむ

■6人タッグ

丸藤&田中&hi69vs小川&鈴木&クリス

クリスのアンクルの流れは面白いです。

小川の足攻め食らってコーナーへ距離取る動きが好きです。

コブラクラッチの虎王はやはり使いやすい。


■スペシャルシングル

潮崎vs鈴木

これ見るためにお金払った感じ。

いやー左肩悪すぎですね。

どれくらい悪いかってと


・ロックアップできない。

普通立ちでのせめぎあいでロックアップ行く時は左手を伸ばして

距離作ったり壁作ったりしてディフェンスしながらのロックアップへ入るんですが

潮崎選手は左肩が上がらないから頭を先頭にして右を前に出そうとします。

これ右フックとか張り手食らったらアウトだし、そもそもディフェンスになってない。

あー相当ヤバいと思いました。

僕はレスリングはディフェンスで打撃がオフェンスで双方を

バランスよく使うのがプロレスだと認識しています。

今日の潮崎のディフェンスは0です。

僕ならMP無視して「ガンガンいこうぜ」です。

しかしそうもいかせないのが実力者。


・ヒップトスで肩を気にする

ヒップトスは腰とかに響く技。

なのに肩を気にしている。

少しのブレも肩に響くんだと思ってやばいやばい。


・フライングショルダーをバンプできない。

カウンターでフライングショルダーするんですが前受け身出来なくて足で着地します。

あんな無理くりしてたら別の靭帯とかやっちゃうよ。

やばいやばいやばい


という事で腕攻めだけで悲鳴が上がる展開へ。

序盤レスリング?っぽいところはサバ折とベアハッグの攻防のみ。


ヒップトスで両社場外が面白かったです。

チョップは意識的に出さないようにしていたか。

一回出した時に鈴木選手が異常に嫌った感じがしました。


ダブルアームからのジャベはマッキーに使ってほしい。


15分過ぎにやっとチョップが解禁。

潮崎豪オフェンスは凄い。

異常にチョップを嫌う鈴木選手はキャラが出ていいですね。

普通食らうもん(笑)あんだけ嫌がればもう個性。


18分過ぎから鈴木選手は足攻めへ移行。

あっこれ大門誠がよくロングマッチでやるやつー

足攻めだと動き止まるからスタミナ温存出来て一石二鳥のやつー

確かに潮崎選手、足も悪そうだけどセールも大きかったからこれは大丈夫の奴?

んでここら辺からの潮崎選手は鬼神のよう。

左だめだから右腕一本で鈴木選手を持ち上げてスラムしたり

怒涛のエルボーだったり、テーピングが全部はがれて仁王立ちする姿はまじ格好いいねー

って思ったら27分経過ー


あー時間切れかーと初めて思いました。


俺もキタヲ氏が左腕上がらないで試合するって分かった時(ゴングなってロックアップいこうとしたら言われた)はもーどうしようかと思ったけど、意外に破綻せずに終われた。

観客からしたら思ったものではないかもしれない。でもサッカーや野球応援してて絶対勝つからなんて応援できない訳で。負けたり不甲斐ない試合を見るという「満足の不満足」

ってのをプロレスで出せることは本当に有意義だと思ってはいます。


でもあのコンディションなら負けてリマッチが良かったんじゃないかなとマッチメーカーへ一言。


あと潮崎選手もレスリングの中核を担ってもらいたいのでディフェンスというか

レスリングで魅せて欲しい。

そういうのは下に伝わって染みた試合ってのはもっと増えると思うんだよな。

鎖国するなら試合内容や作品で勝負しないと。

そんな中で団体の中核がオフェンス強いけどディフェンス微妙ってのはヤダな。

本当にベアハッグとかでもいいし、パワーファイターなりのレスリングでもいいからもっと感情移入させてほしい。


と思いました。

鈴木選手に関しては最後腕持って殴り合おうぜみたいな展開作ったくせに

すぐすかしてジャーマンとかいったのは性格悪いと思います(笑)

そういうの好きです。


とにかくもう一丁って感じです。


■杉浦軍vs金剛

杉浦&KAZMA&大原&岡田vs拳王&マサ&小峠&稲村

地元大原の貢献が大きいのでコールも最後。


多人数タッグの場合、死に役というか目立たないで試合回す存在が必要。

杉浦軍:KAZMA/金剛:小峠

がそうかなとみてこの試合の注目ポイントに。

KAZMA選手は権利無しでも出て行って蹴散らされたり空間を見てるなと感じました。

本来ならそういうポジションの小峠選手は逆にやらずに控えめ。

逆に拳王がそこをフォロー。

だから違和感はあったんですよ。


杉浦選手の雪崩ブレーンいいねー

あと岡田選手はコーナーアタックの時は奇声をあげよう。

KAZMA杉浦大原と奇声あげてるのに

「見習いの癖にやらんのかい!」

って声出してしまったじゃないか(笑)


最後は稲村選手のスプラッシュ。

タックルでラリアットと同等の表現をしていると思いました。

やはり大きいね。


マイク時に小峠が金剛脱退

ジュニアへ行くとさ。

小峠選手しかできないジュニアの上げ方に期待


セミ

タダスケvsHAYATA


Jrリーグ決勝。

シリーズタイトルの最終戦なのにメインでないのは今後の課題だよね。

小峠はこういうところ狙ってほしい。

怨念の対象みたいなポジションで来てた鼓太郎がいま落ち着き始めた訳で

あらたなストーリーラインに小峠が怨念の象徴として入り込むと格が上がるのかしら?

どうかしら?


試合はタダスケ選手が腰攻めを色々提案。

しのぐ感じで各種抑え込みで打開していくHAYATA

とってもジュニアな試合って感じがして新日スーパージュニアより好きです。

これからもノアはジュニアのヘビー化はしないで欲しい。

微妙な体の人がヘビーやってるのが多い団体だと思うからスタイルだけはきっちり分けて欲しい。

HYATA選手の抑え込みのレパートリーは素晴らしいね。

俺もドラッグからくるくるってやりたい、ってか今練習してるし!!


勝者はHAYATA


メイン

清宮vs中嶋


僕は年老いてしまったんです。

若者は清宮応援の声は出ているのは分かります。

でも僕は清宮選手にノレなかった、ハマらなかった。

中嶋の表情ばっかり追いかけてしまった。

清宮選手はノアのベビーフェイスの系譜からくるセールってのを目指していると思うが

ちょっとズレてますよっていいたい。

前も書いたようにセールを4種類に分けたとします。


凄い強い:チョップとかバックドロップ受け手もノーセールで向かい合う感じ

やや強い:痛がるそぶりは見せつつも次の技へいったり対峙したりって感じ

やや弱い;痛がりつつ次の技も受けてしまうくらい弱っちゃう

凄く弱い;意識が飛ぶくらいの弱りっぷり


清宮選手はベビーフェイスで痛がる姿を観客に見せたいんだと思う。

なので序盤のセールは


やや弱い→すごい弱い→やや弱い→すごい弱い


を繰り返します。

普通のレスラーならありかもしれません。

でも相手は中嶋勝彦

業界の中でもイチニを争う爆殺シューター

バッコンバッコンきます。

そんでこのセールだからお客さんのボルテージが上がらないまま中盤終盤まで行くの。


後ろの方の打撃で清宮選手は声出していきます。

するとボルテージが上がって試合がスイングし始めます。

やや弱い→やや強い→やや弱い→やや強い→凄い弱い→凄い強い

テンション上がってきたー

もっと早くやればよかったのだ。


多分序盤の正解は

やや弱い→凄い強い→凄い弱い


かなー

一回突っ張るけど勝彦の攻撃が止まらなくてダウンダウンって感じ。

それにしても無茶苦茶蹴るからセールも大変だよね。

だから徐々に削られていく感じが正解だったと思うよ。

あとは3つセールを決めたらそれ以外は避けるかすかすか。


ガンガン来るタイプでやや弱いだと味気ない。

一回インパクト作ってから階段上がる方がいい気がします。


大体のボルテージは勝彦があげてそれを単発で返してボルテージを

さげるのが清宮みたいな印象でした。

だからセールが序盤と終盤逆だったら清宮があげたボルテージって

感じになったともうのです。

あともう一つ、三沢とか昨日の潮崎とか起こった時の「鬼」見たいのが欲しい。

雪崩式タイガーは鬼を出したかったはず。

でもそれはイマイチ伝わらなかった。


でも切り返しのドロップキックはいいと思います。

使い道を増やしてほしい。


しかし清宮選手のような人ほど前方回転エビ固めとかそういうの使ってほしいです。

まぁいいんです。僕はおじさんだし。


という事で語るべき試合が多い夜でございました。

ので牛串持ち帰って家で飲みましたとさー


これからG1愛知見るぞー



グレート・フジ・ホールディングス

悪役軍団山田組二代目組長のグレート・フジ(旧ハレタコーガン)が運営する(仮想)総合商社。 ①アマチュアプロレスというジャンルをもっと広めたい。 ②キャッチルールというジャンルをもっと広めたい。 ③様々なジャンルの事柄を面白くする。 ってな活動を主に行っていきます。

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