2019年のG1も会社の人と予想。
今回は俺が集計係で集めたんだけど、最終日に色々予想変えようと思ったら
締め切り過ぎていました。
そんな私の予想は
Aブロック:オカダ
Bブロック:ジェイ
優勝:ジェイ
岡林さんにSANADAじゃないですか?という予想聞いて
大分迷ってSANADAに乗っかろうとしていたのでこれは残念。
これだったら、ジェイじゃなくてオカダかなーとも思ったり。
いや、アメリカでオカダ勝ってるからジェイが勝つよ・・・。
うーん分からん。
しかも勝敗予想ことごとく外れるので多分これも外れるでしょう。
ちなみに
7月5日はひとつ
7月13日もひとつ
7月14日は3つ正解ー
7月15日はどうかなー
あとアメリカ大会見ていろんな人の記事を見たくなって
調べていたらこんなんが。
ポッドキャストっていいね。
やってみたい。
これでレビュー・プレビュー聞くのが楽しい。
通勤と喫茶店で暇なとき聞くといい感じです。
勝敗予想して
レビュープレビュー聞いて
結果に感想を加える。
いい趣味です。
さて気になる試合を
■7月5日(土)ダラス大会
#1:ウィル・オスプレイvsランス・アーチャー
オープニング中のオープニングマッチ。
大概アメプロは盛り上がる試合を持ってくる感じで
WWEに準じた作りの新日本プロレスも例外ではなく。
太鼓持ち的に球数を打つオスプレイに一発の迫力で説得力を魅せるアーチャー。
地元なんで勝つよね。すいません。
すげー盛り上がりでこの日はこれで「あがった」感じ。
#3:SANADAvsザック・セイバーJr
2018年G1後楽園でもこの対決。(裏MVPの噂も)
2019年ニュージャパンカップでスペシャルシングルでもこの対決
少し前にはプリティッシュヘビー選手権でもタイトルマッチ。
安定のカードとなったこの組み合わせ。
個人的に2014年よりザックセイバーのブリティッシュ旋風というものが
起こったと思う。
ランカシャースタイルを即興で決めていくスタイルは先人達がやっている。
近年ではブライアン・ダニエルソンかな。
でもこれは一方通行というか攻め手のランカシャーだけなの。
んでザックが凄いのは相手に返しのテンプレートを与えたこと。
これにより攻め手も受けても攻守交代してもランカシャーテイストが
一試合を支配することが出来る。
んでんでSANADAはそのテンプレの習得が物凄く良かったの。
あのー下手くそな人(エゴが強くスタイルを柔軟に見直せない人)は
それが使いこなせないので関節技の連続にかわすだけの試合展開に
なりがちでつまらなくなる。
しかし、SANADAはザックの一挙手一投足への切り返しを狙え
かつスタイルに大幅な修正を必要としないので非常に手が合うのです。
2018年のG1よりも尺が多く与えられたと思うのです。
なので内容もその分盛りが入ってアメリカの客は大熱狂!
この弾幕には畏れ入った。
ザックvsSANADA
— 二代目組長@10.27健康プロレスat蕨レッスル武道館 (@haretakogan) July 8, 2019
去年の後楽園のシングル見て、これ見るとまた面白い。パラダイスロックへの深堀がこの一年で良くできてる。そして去年よりバージョンアップした尺と舞台を活かしたアスリートレスリングに観客は魅力される。セミを潰した球数と切り返しの応酬はやはりベストバウト候補。
#4:飯伏幸太vsKENTA
私のKENTAに関してはこちら
飯伏vsKENTA見た。KENTAそんなに悪くないのに酷評だな。キレがないというのはWWE時代のテンプレートがイマイチなだけじゃないか。アメリカ大会だから出したのかな。ゆっくり蹴ってくスタイルは嫌いじゃない。
— 二代目組長@10.27健康プロレスat蕨レッスル武道館 (@haretakogan) July 8, 2019
皆酷評でしたね。
KENTAは日本にいた時からオーディエンスとか言ってアメリカを意識してた。
んまーでもオラオラ感はちょっとアメリカでは通じないんじゃないの?とは思ってた。
実際アメリカは日本よりもセール社会でワークである。
スタイルとか拘りなんてものははセールやワークに
落とし込めなければプロではないんでしょうね。
ここはこの後の大田区のレビューで。
ある人は
「後輩レスラーを上げることが出来ない」
って言ってたな。
俺は
「サイズ違いの技が多い」
って印象で臨んだ試合。
KENTAの初試合との事で先導役は飯伏のはず。
解説の真壁もしきりに「コントロールは飯伏」と擁護してた。
大きい会場では漫才でいう「笑い待ち」みたいのはプロレスでも使います。
会場の声援が被らないように技と技の間に少し「間」を入れます。
WWEはそういった間もビンスの指示の対象になるのかな。
まぁリアルタイムでの修正は即興の組み立てで培われるもの。
現場判断が一番の場合がある。
しかしながら全部決めちゃってからのこれやると
間がおかしくなるんだよね。
だから即興よりレスラーのセンスが問われる。
俳優が生放送のドラマでアドリブを入れるみたいなもんです。
しかもリハーサルではないアドリブね。
現場の空気でいいと思ったのは入れるってポリシー
勿論全レスラーが出来る訳ではないスキルですが、KENTAは
これやったと思うんですよ。
でも新日本のレスラーって皆「客をおいていくプロレス」
すげーってバカ負けするハードヒットやロープワークで客を置いてって
ドッカーンさせる試合スタイル。
だから「オーディエンス」を意識したヒデオ・イタミはダラスの観客の
反応は引き出したかもしれない。
しかし、映像で見る日本のファンからは「あの成功しなかったイタミヒデオ」
を困ると。
反応見ながらのプロレスに新日本ファンは拒絶反応起こしたんだと分析します。
あとは初戦の緊張と飯伏のヒアリング不足。
まぁそれも含めてKENTAの地力に疑問符が生じたのは事実。
でもあのアメリカの変なムーブとサイズ違いの攻撃を辞めるだけで良くなると思うんだが
#5:オカダ・カズチカvs棚橋弘至
アメリカのメインにこれを持って行ったのは新日本の最大のリスペクトでしょうね。
試合は眠くなるくらいにいいリズムで安定感抜群。
この日のベストバウトはSANADAvsザックで決まり。
■7月13日(土)大田区体育館
#6:ジュース・ロビンソンvs鷹木慎吾
US王座陥落のモックス戦で化けて見せたジュース。
気迫というかセールのポゼッションを変えたんだろうね。
そしてついにG1参戦の鷹木。
なんだろう組み立ての安定感は日本のレスラーの中でも
10本の指に入るくらい抜群に上手いんだが自分の技の序列迷子というか
同じような上から落とす技を何個も抱えてねー、全部尊重して窮屈かなー
どれか一個にするとか政権ごとに変えるとかしてもっとシンプルにして欲しい。
あとパンピングボンバーはそんな序列高いのに序盤から連打してあれーってのがある。
そんな中この日一番会場を沸かせていたのはこの試合。
お見事。
#10:後藤洋央紀vsジェイ・ホワイト
後藤には全然興味なかったんですが、動きが全然違った。
辻褄が合わない事はしない
迷わない
決めたら動く
多分これくらいなんんだろうけど
こんなに変わるなんてすごいね。
それにも増してジェイのリズムが大好き。
前述のとおり皆詰め詰めドッカーンなリズムな新日本レスラーに
唯一といっていいくらいテンポを抑えて客を納得させるリズム。
素晴らしい。
昇天改いらない。
それくらい。
人間って変われるんだって思った。
ベストバウトは後藤vsジェイ
■7月14日 大田区
#12:ウィル・オスプレイvsSANADA
手数的に文句なしの内容。
でもSANADA負けるんだーって驚き。
この日もベストバウトか?
#13:オカダ・カズチカvsザック・セイバーJr
超えていったねー
こちらも手数で世界最高峰の動き。
オカダは切り替えのターンにジャベは入れないようにしていた。
前回のタイトルマッチはジャベを入れて双方ターンを演出してた。
今回は詰め詰めでパワーvsサブミッションに切り替えた。
ツームストンはやっぱり万能だ!
攻めるも切り返すも絵的に最高なんだなー
レインメーカーからのヨーロピアンはお見事
どっかでパクります(笑)
最後は安定のレインメーカー。
なんか残念に思うけど、今回オカダをブロック進出で
予想しているから、まぁアリという事で。
#15:棚橋弘至vsKENTA
この回長くなったけど、これ書いて1ターンと見た。
ダラスとは大違いのKENTA。
しかし、解説の柴田も、試合前のコメントの棚橋も言ってたように
あの試合はダメだと。
修正が必要だと。
そこで試合を見ると
全然違う!
匙投げなくてよかった(笑)
まず妙な間が無くなってました。
上記の笑い待ちのような間はなくなっていた
下手くそなアメリカで学んだパフォーマンスは息をひそめた。
これは柴田棚橋のアドバイスでしょう。
KENTAの良かった時代の動きは良くも悪くも他人をGOODにしないスタイル。
自分だけが良ければいい、いや自分すらどうなってもいいからバチコンしましょう
っていうスタイル。でも破滅型にならないのは頭から落とす技をひとつもチョイスしてないから。
だから打撃で怪我する事があってもそれ以外はケアできるとの判断で
「思いっきりいけ」
だと思う。
あとアメリカ時より少し体重絞ってる。
俺新日本がWWEに圧勝しているのはロープワークのスピードだと思うの。
多分あのスピードでタックル受けすると上手い人でも何回かに一回頭打つかも。
脳震盪のリスクを考慮してかWWEではあんまり早いロープワークは見られない。
でも昇格前のNXTだとバリバリロープワークしてるから多分なんかあると思う。
でも新日本はお構いなしのスピードでロープワークします。
だから「観客をおいていく」プロレスが出来ると思う。
KENTAはその速いロープワークに対応していた。
そこを微調整した棚橋は流石ですね。
最後に精度が悪かった技を排除。ラリ系はローリングのみ。ブサイクも封印。
その代わりパワースラムやらが追加。
飯伏の手前使わなかったんだろうが、いいカウンター。
彼も見事に復活。
新日本はチーム戦でメンバーをGOODにしている。
素晴らしい組織だ。
でもKENTAにはひとつだけ。
あんだけ足攻めてるんだからセールしろ!
やっぱり向いてないよ(笑)
特にアメプロ。
なんで行ったんだろう。
ベストバウトは間違いなく棚橋vsKENTA
これから北海道大会見ます。
0コメント