Let's goコーガン!Let's go徹也! 8

秋は怒涛の6連戦であった。


31日熊谷ニットーモール

1日早稲田

2日東経

3日城西

4日東海

5日法政多摩


だったと思う。

そして1日早稲田で桂のみ助とタッグながらの前哨戦と2日東経での世界ヘビー級王座のタイトルマッチが決定した。


いよいよだ


俺の学生プロレス人生最大の舞台


学プロ経験者ならば一度は感じるこのプレッシャー。


メインイベント


3年の新歓で前チャンピオンに挑戦した試合が初めてのメインだったか。

同期タッグは泉祭の2日目に経験した。

パートナーのジョー・レマンコが緊張しすぎて試合前にはえづいてたり、終わった後は号泣したから意外とスムーズにできた。

同期シングルもこの前の笠原戦で手応えあった。


同期同士のタイトルマッチ


しかもヘビー級


俺らの代の代表作と呼ばれてもおかしく無いのよ。


流石に目眩がしたね。


この頃はヘビースモーカーだった。

俺の吸っていたタバコはCAMALという銘柄でいささか独特の匂いがしたのが逆に好きだったのだ。


緊張のあまり、当日はずっと吸ってた記憶がある。


1日の前哨戦

隠し技コブラクラッチスープレックスを炸裂させ桂のみ助を失神KO。


これの2:30秒と4:31秒のやつね


そして運命の2日東京経済大学大会


緊張はMAXだ。


ここまでは上手くいっている


でも


でも


重くツーンとした音が耳鳴りのように

いつも鳴っていて話す声も何もかも水の中にいるかのような感覚。


冴えている


この1っヶ月数キロ先で落とした針の音も聞き分けられそうな位、俺は研ぎ澄まされていた。


この物語はこの秋の学祭の為に当時付き合ってた彼女と別れた男の物語。


2016年3月27日(日)12:00~

蕨レッスル武道館

「タイトル未定」

メインイベント 健康プロレス世界ヘビー級選手権 無制限1本勝負

【王者】鈴木徹也39才 vs ハレタコーガン【挑戦者】

セミファイナル 健康プロレス世界タッグ選手権 60分1本勝負

【王者】アグネス・チャン・リン・シャン&ダニー黒亀頭

Vs

【挑戦者】スーパーしみず&伊藤・クンニー

第4試合 30分1本勝負

半魚人マサカズ vs ボッキーコングJr

第3試合 30分1本勝負

マッキー&IN金玉スダレ vs コッペパン・ベイダー&吸いカップ健遅漏

第2試合 30分1本勝負

おたへるすキタヲ&弱ヘルス vs でかい一物&テレホン・クラノ

第1試合 「アウトサイダー根岸デビュー戦」30分1本勝負

ヘン・チーナ vs アウトサイダー根岸

グレート・フジ・ホールディングス

悪役軍団山田組二代目組長のグレート・フジ(旧ハレタコーガン)が運営する(仮想)総合商社。 ①アマチュアプロレスというジャンルをもっと広めたい。 ②キャッチルールというジャンルをもっと広めたい。 ③様々なジャンルの事柄を面白くする。 ってな活動を主に行っていきます。

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